4月13日(土)・14日(日)と2日間で開催したイベント「工場蚤の市2019」の様子をお届けします。

満開の桜とあたたかな陽ざしのもとはじまった工場蚤の市。
今年も全国各地から多くのお客様にお越しいただき、オープン前から長蛇の列ができました。

両日合わせて70以上のブースが軒を連ねたマーケット会場には、長い間工場の隅で眠っていた端材や廃材、それらに手を加えたアップサイクル品、サンプル品、地元の歴史ある逸品などが並び、掘り出し物を探すお客様の熱気で賑わいました。また、市内の高校生有志による三条ものづくり部が製作した、廃材を使ったプロダクトやアートのお披露目もあり、若者とものづくり事業者との新たな取り組みが注目されました。

グラウンドにはTAMIYA協力のもと、ラジコンパークが出現！世界的クリエイターJUN WATANABEをゲストに迎え、青空のもと初めてラジコンを操作する子供から、ラジコンを懐かしむ大人まで多くの人たちで盛り上がりました。また人気イラストレーター大塚いちおさんによる“木彫りのウェルモに絵付け体験”をはじめ、燕三条の工場から出た金属製の廃材を利用したワークショップなど、県内外より30を超える本格的なものづくり体験が一堂に集結。小さなお子様から大人まで真剣な眼差しで、ものづくりに取り組む姿が印象的でした。

その他にも、三条ものづくり学校内の工作室“Fablab燕三条β”のリニューアルオープン、県内出身の書家・陶芸家による作品展、燕三条で開発・製造が進んでいる金属製打楽器“ハンドパン”の音楽ライブなど多くのコンテンツが揃い、ものづくりの魅力を全館で楽しめるイベントとなりました。

2日間で8,000名を超えるお客様にご来場いただき、お買い物やワークショップ、職人やクリエイターとの会話を楽しむたくさんの笑顔に出会うことができました。
全国からご来場下さいました皆様、本当にありがとうございました！来年も更にパワーアップして、皆様のお越しをお待ちしております！

Photos by FUN COMPANY