4月15日（土）・16日（日）の2日間、「工場蚤の市2023」を開催しました。

2日目はあいにくのお天気でしたが、全国各地から約3,800名のお客様にご来場いただき、4年ぶりの開催に三条ものづくり学校全体が賑やかに盛り上がりました。

新型コロナ対策緩和後ということもあり、ブース数は前回の7割ほどでしたが、工場の隅で眠っていた掘り出し物マーケットやものづくりの楽しさを知るワークショップ、クリエーターの新商品販売、キッチンカーなど充実したコンテンツが集まりました。
工場でしか見られない部品や道具、まだまだ使えるアウトレット品などを手にとったり、「次のワークショップはここに行こう」とわくわくした様子が会場のいたるところに見られました。
また今回初めて実施したスタンプラリーでは、大人から子供まで宝探しのように館内を周って記念品を手に入れ、達成した楽しさが伝わってきました。

今回のスペシャルコンテンツであった「NIPPON-JIN project in 燕三条」は世界的なフォトグラファーたかはしじゅんいちさんをお招きし、ものづくりの職人や燕三条で暮らす人々を撮影しました。この地域でしか撮れない人々を撮影し、日本人の魅力を発信するプロジェクトです。燕三条ものづくりを支えている方々を撮影できて、燕三条地域の歴史を記録できたのではないでしょうか。

ExhibitionはYo-ichi Ayabeさんによる写真展示会の他、SUWADA・武田金型製作所のブランキングアート、プログラミングなどを使った作品を発表するスイッチオンラボ発表会を開催しました。
その他、工場で眠っている素材をアップサイクルするブランドINDUSTRIAL JAMの開発商品の販売や、会場装飾ではテイク布リーを活用した構想で4年ぶりとなる工場蚤の市にふさわしいものとなりました。

久しぶりの「工場蚤の市」は、前回に比べ規模が縮小する形となりましたが、その分１つ１つのコンテンツをじっくり見たり、出店者さんとゆっくりお話できるイベントとなりました。
なにより「これはどこで買えるの？」という来場者皆さまの期待感を全体に感じ、開催を待っていただいたみなさまに直接お会いすることができ、とても充実した2日間でした。

全国からご来場いただいた皆さま、たくさんの魅力的な商品やワークショップをご用意いただいた出店者さま、本当にありがとうございました！
次回はさらに楽しんでもらえるよう、スタッフ一同邁進します。
またぜひ三条ものづくり学校にお越し下さい！

 
 
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Photo
Yo-ichi Ayabe （工場蚤の市2023メインビジュアル・アクティビティレポート）

「NIPPON-JIN project in 燕三条」撮影会
たかはしじゅんいち Photography / 株式会社オフィスアトム Photography assistant / M.Yoshida Hair＆Make-up

Photos by Yo-ichi Ayabe・デジカメSNSワークショップ