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2024/6/15 (土)

中島郁子の『デザイン論』 #2_「共感」をデザインする。

中島郁子の『デザイン論』 #2_「共感」をデザインする。

イベント開催日時
6月15日 (土) 18:00
~ 6月15日 (土) 20:00
場所
105号室 gallery
参加費
無料
定員
15名
講師
中島郁子
申し込み
Peatex(要事前予約/当日までお申し込み可能)/お申込みページはコチラ
共催
三条ものづくり学校

デザイン学研究者の中島郁子さんによる、生活や業務の中で出会うデザインについて学ぶ講座を今年度もシリーズで開催します。

2024年度、第2回目の講座のテーマは『「共感」をデザインする。』

〈中島さんからのコメント〉
#1のテーマは「ディスコミュニケーションデザイン」。人々が快適に安全に暮らしていくために、「デザイン」はどうあるべきか?幅広い年代と異なる職種の方々が活発な意見を交わし、熱く深い議論となりました。楽しかったですね!ありがとうございました!
 とはいえ、さてさて、そもそも。「デザインは人をしあわせにしてくれる技術」です。「ダメ」ばかりではなく「イイ」についても語らねばなりません。ゆえに#2では、正反対の+方向から「デザイン」を眺めてみます。今まで出会ってきた大好きなモノ、心惹かれたサービス、長く使い続けている道具、旅先で出会ったおもてなしなど、人々に共感を醸成してくれる「すぐれたデザイン」の事例を紹介しながら、どのような瞬間に「萌」と「推し」は発生するのか考察します。
 属人的なナラティブから総論としてのデザインおよびものづくりの現場まで、共感を醸成するためには何が必要か。あなたの体験を通して獲得した「共感とデザイン」について、語り合いましょう!

 

中島郁子の『デザイン論』 #2_「共感」をデザインする。
日時|2024年6月15日(土)18:00〜20:00終了予定 (受付17:30〜)
会場|105号室 gallery
参加費|無料
定員|15名
持ち物|名刺 *複数枚お持ちください
対象|プロのデザイナーや職人、デザイナーを目指す学生、デザイナーと協働するメーカーや行政などの従事者、デザインに興味があるノンデザイナーなど、興味のある方ならどなたでも
共催|三条ものづくり学校


 
 

 

【「デザイン論」講義概要】
「デザインって何だろう?」「いいデザインにするにはどうすればいい?」「デザインの目利きになりたい!」
この講座は、「デザイン」について、知り、考え、皆で議論をしていく「場=ゲームフィールド(土俵・リング・お砂場ほか)」です。近年、デザインの重要性は広く認識され、その役割は拡大し多様化しています。
デザインは単に製品またはサービスの外観や操作性を向上させるだけではなく、ビジネス戦略やブランディング、UXなど広範囲な領域にも適用されるようになりました。その結果、わたしたちの日常生活は多種多様なデザインに取り囲まれていて、何が本当に良いデザインなのか?どうすればユーザに届くのか?あるいは、より良いユーザとしてどうふるまえばいいのか?迷うことも多いはずです。
本講義では豊富な事例を通じて、参加者はデザインの本質を探求し、新たな気づきを得ていきます。ワークショップや議論を通して、プロのデザイナー、デザイナーになりたい学習者、あるいは話題としてデザインに興味のあるユーザなど、全員が自らの「デザイン」について語ることで、あらたな知見に出会えます。
参加者一人ひとりの知が集まり、つながり、より世界を見渡せるようになるのでは。そんな期待を持ち、昨年度からこの講座を始めました。

【なぜ無料なの?】
講師は長い間、三条地場の産業とコミュニティで活動してきました。現在ではデザイン学の研究者として大学教育に携わり、「日本デザイン学会『情報デザイン学会』『第一支部(北海道・東北地区)』」に参加し、研究発表と共に、幹事として運営にも関わっています。
三条地場(+燕+周辺)をデザイン学研究の視点から眺めてみると、非常に興味深い要素に気付きます。ニッチでガラパゴスかもしれないですが、常に動的に人々が動くさまは、とてもエネルギッシュです。すべての要素は、まるで生態系のように関係しています。ここに、現在の混沌としたデザインの状況を読み解く鍵があるのでは。「メイド・イン・地場産業のデザイン(的)思考」みたいな概念が成り立つのでは。そんなふうに考えています。
そこで、みなさんと一緒に「デザイン」について語り合い、地場ならではの皮膚感覚と集合知から学びたいです。そして、地域のデザイン文化を促進しつつ、地場のものづくり文化を広く世界に発信していきたい、とも考えています。よって、一人でも多くの方にご参加いただけるよう、「デザイン論」のような座学&ディスカッション中心のセッションについては、当面の間、無料で開催します。
まずは軽い準備運動から。みんなで「デザイン」の世界を探索していきましょう!

※今後、有料講座「デザインスキルアップトレーニング」「国内外デザイントレンド」「AI活用編集・ライティング技術」など、プロまたは学習者向けの実践や具体的な実技、第一線を駆け抜けている研究者やデザイナーを招聘したシンポジウムを企画しています。

※前年度や前月の「ふりかえり回」も実施します。

【参加対象】
プロのデザイナーや職人、デザイナーを目指す学生、デザイナーと協働するメーカーや行政などの従事者、デザインに興味があるノンデザイナーなど、興味のある方はどなたでもご参加ください。
・「デザインて何?」という素朴な疑問を解決したい
・デザイナーを目指している
・あらためてデザインを基礎から学び、知見の幅を広げたい
・デザインの思考方法を業務の発展や改善に活かしたい
・デザイナーとより良い協働を目指したい
・生活の中にデザインの考え方を取り入れたい
・デザイン理論の最新情報を知りたい
・国内外のデザイナーやデザイン研究者とつながりたい
・皆で楽しくデザインについて語り合いたい
など。

 


 

【開催方法】
対面開催のみ
開始15分前までに、三条ものづくり学校105号室にお越しください。

【注意事項】
・講座コンテンツの著作権を侵害する行為は、厳禁です。万が一の場合、しかるべき処置を取ります。
・スケジュール、内容を予告なく変更することがあります。ご了承ください。

【お申し込み方法】
Peatex(要事前予約/当日までお申し込み可能)/お申込みページはコチラ
 


 

今後の講義スケジュール
毎月一回のペースで以下の講座内容を予定しています。

○7月21日(日) #3_三条地場「モノのデザイン」「コトのデザイン」「ヒトのデザイン」(仮)

※スケジュールは予告なく変更になる場合があります。ご了承ください。

乞うご期待!

 


 
■講師

中島 郁子/女子美術大学短期大学部デザインコース講師・日本デザイン学会「情報デザイン研究部会(Info-D)幹事・第一支部幹事・三条マルシェ実行委員会委員(マルシェ部所属)
研究領域は「情報デザイン」です。美大やデザイン学会など研究活動の最前線で理論を探求すると並行し、グラフィックからプロダクトまで幅広いデザインプロジェクトを実践してきました。またデザイン以外も、「三条マルシェ」や三条市役所地域経営課での従事にも携わり、デザインを取り巻く環世界について調査を続けています。
>>プロフィール詳細 www.wirefactory.com

【お問い合わせ】
三条ものづくり学校事務局
新潟県三条市桜木町12-38 104号室
Mail:monozukuri@r-school.net
Tel:0256-34-6700
※受付時間 9:00〜17:00(月曜休み)