燕三条ミニ四駆大学 OPEN CAMPUS 2024<event report>〜コンデレ・箱絵投票結果〜
- イベント開催日時
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11月10日 (日)
~ 11月10日 (日)
燕三条ミニ四駆大学OPEN CAMPUS 2024では、自慢のマシンを展示していただく「コンデレ展覧会」を開催。また、エントランスではタミヤ様からご提供いただいたミニ四駆の「箱絵」を展示する「箱絵展覧会」を実施し、人気投票を行いました!
イベント内で作品紹介の時間を設け、17名の参加者から自身の作品について制作意図や技術的な特徴についてお話いただいたのち、燕三条ミニ四駆大学学長の根津孝太氏から、作品について一台一台に講評をいただきました。
タミヤ公認競技会で開催される“コンクールデレガンス”を略した呼び方の事。見た目や塗装などのマシン改造のアイデアを発表するコンテストです。
作品紹介
制作者
後藤明寛
制作者コメント
コングヘッドのミニ四駆バージョンが無いので、ブルヘッドをベースに3Dプリンターで自作したボディを使って、オリジナルで「コングヘッドJr.」を作りました。今回は間に合わず走らせられないが、いずれは実際に走るように作り上げたいと思っています。
根津学長からの講評
自作パーツの部分、皆さんにも後でよくご覧いただきたいです。完成するのを楽しみにしてます!
作品No.02
マシンタイトル
もふもふ1号
制作者
須田家
制作者コメント
初めてコンデレの作品を作りました。家族みんなで百均に行って材料を買って、もふもふをグルーガンでくっつけました。妻と娘に土台を作ってもらって、家族みんなで作りました!
根津学長からの講評
めちゃめちゃかわいいですね。土台もこれ可愛いじゃないですか!土台も奥様と娘さんで作られたとのことで。玉の色も貼り出すと意外と悩みますよね。とても可愛く仕上がっていて、触りたくなります!
作品No.03
マシンタイトル
隠れ名所の放置車輌
制作者
はじめ
制作者コメント
農道の桜がきれいなところに、かっこいい車を置いてもいいんですが、ほっといて腐敗している車輌を置いて台無しにしたいなと。見えないところにこだわりました。低いアングルで見ていただけると楽しいかなと思います。
根津学長からの講評
台無しとおっしゃいましたが全然台無しじゃなくて、侘び寂びな感じですごく素敵。錆びも、どこから錆びるか知っている作り方ですね。力のかかるところから錆びるんですよね。よほど錆びを観察してるなと笑。すごいなと思って見ていました。
作品No.04
マシンタイトル
スピンコブラ
制作者
バラ肉
制作者コメント
元々プラモデル(カーモデル)をやっていて、全塗装をしたらミニ四駆もかっこよくなるんじゃないかと思い、家にあったスピンコブラで作ってみました。デカールは適当にゾイドとかガンプラのを使いました。
根津学長からの講評
さすが塗装がめちゃくちゃきれい。柄とアクセントの合わせが非常に上手いですね。
作品No.05
マシンタイトル
フルカウル30thおめでとう!
制作者
中村雪之丞
制作者コメント
フルカウル30thおめでとうございます!第二次ミニ四駆ブームをイメージしたマシンです。
根津学長からの講評
非常に懐かしさを感じて、胸にこう来るものがあるので、その辺を狙いまくってますね。スポンジタイヤは持ってたんですね。見る人が見ると胸にこみ上げるものがある作品になっていると思います。
作品No.06
マシンタイトル
マッシュルーム・ビュレット
制作者
cdy
制作者コメント
ハロウィンの時期に合わせて作ってみました。「秋の収穫祭」をイメージしてフルカウル化したマッハビュレットに色とりどりのキノコを積み込んでます。
根津学長からの講評
これね、溢れるキノコ愛でトゥルットゥルなんです。ほんとにきれいにキノコが1個1個塗られていて、ドクロのやタミヤキノコもあるんですね。タミヤキノコ絶対食べたらアカンやつですよね笑。キノコもそうなんですけどバンパーの色にもこだわりを感じますね。素敵な1台だと思います。
作品No.07
マシンタイトル
エレグリッターしろくまスペシャル2
制作者
おりねこりぷぅ
制作者コメント
このマシンは2回レストアして作り直してるんですが、最初に作ったときに貼ったマステがいい感じだったので、そのまま作りました。
根津学長からの講評
優しい可愛い色合いで、白熊とめちゃくちゃ合ってる。ボディにきれいに優しいトーンで模様が入っていて、マスキングテープだと思わなかったんですが、謎が解けました。
作品No.08
マシンタイトル
ギャンボースターター
制作者
モノクロうぼん
制作者コメント
去年のタミヤのコンデレに出したときのテーマが「スタート」だったので、ミニ四駆でスタートだったらこいつかな、と。
根津学長からの講評
これはミニ四駆やる人なら知らない人はいないんじゃないかという。でも乗せたら普通まとまらなかろうというところが、見事にまとまってますね。それもすごく不思議なところです。あと実は車体の塗装なんかもすごく丁寧にされていて、なかなか面白い1台になってると思います。これ、でもほんとに走らせたらひっくり返りますよね、空気でね笑
作品No.09
マシンタイトル
チェーンソー・カイザー
制作者
ヒロ斎藤
制作者コメント
とある「チェーンソーの悪魔」をモチーフに、色々と魔改造しました。チェーンソー動きます。
根津学長からの講評
僕もチェンソーマン大好きなんですけど、可愛いポチタがうまくはまっていますね。上に乗っているチェンソーが動んですが、これはモーターは別で動かしてるんでしょうか。装飾も色々と組み合わせているところが見事に1台にまとまっていて、パーツもいちいちちゃんとチェンソーマンっぽいチョイスをしていて、素敵な1台だと思います。
作品No.10
マシンタイトル
けーたっしゅくん
制作者
ササガワ
制作者コメント
ホイールのところに貼るシールを間違って上に貼ったところ、周りの人に「可愛いね」と言われたので出してみました。
根津学長からの講評
これほんと可愛いですね。僕は目のついたものに弱いんです。車ってだいたいライトを目にしちゃうこと多いと思うんですけど、そうきましたか、という感じですね笑。でも意外と目が合いますね。あと、全体の色合い、パーツも含めてすごく可愛らしいトーンに仕上がってるのもポイントで目が引き立ってるのかな、と思いました。
作品No.11
マシンタイトル
釜爺アドバンス
制作者
オヤユキ
制作者コメント
BTA車。キャラクターものを作ってみました。
根津学長からの講評
釜爺のはまりっぷりがすごくて、最初からこういうキットだったのではというはまり具合ですね。このチューブみたいなのはタミヤのゴム管を使っているんですね。車体全体が釜爺の何かに見えてくるおもしろい1台だと思います。
作品No.12
マシンタイトル
すぴんミクっす!
制作者
MAS
制作者コメント
地元の商店街でミニ四駆の大会と初音ミクナイトを同時にやるっていうのがありまして、初音ミクのミニ四駆で出場しようかなと思ったのがきっかけです。最初は初音ミクの痛車というイメージで作ったんですけど、使えそうなものを足していったらいつの間にかライブ会場が出来上がってました。
根津学長からの講評
ほんとにこれライブ会場になってますよね。最初はマシンがスタートだったということですが、今やあっち系の応援団が5人くらいいて笑、見ていて世界観がちゃんとできてますね。楽しい作品になっていると思います。
作品No.13
マシンタイトル
光の閃光
制作者
ヒビキ
制作者コメント
スピンバイパーをベースにして、いかにも変形して走行しそうな感じに作るために、4箇所にシャドウギミックを搭載して、ロマンがあるように仕上げました。
根津学長からの講評
ロマンパーツ満載感があって、めちゃくちゃいいですね。塗装がまたマットな黒にいい色味の赤が入って、よく合ってますね。この塗装の感じとロマンパーツ満載の感じがすごく良いまとまりになっていて素敵だと思います。
作品No.14
マシンタイトル
ライキリ(パリダカ2093)
制作者
NERO-PIAZZA
制作者コメント
ブルーのライキリにワイルドミニ四駆のステッカーを、位置を決めて貼ってみました。おかげさまでコンデレで賞をいただきました。
根津学長からの講評
なるほど、これベースはまさかのお子さん用のライキリを使っているんですね。そこに全く気づかないというか、目がいかないくらい、このステッカー含めてのボディの仕上がりがものすごいレベルだと思います。普段、レースをよく見ていらっしゃるのかなという感じで、本物のレーシングカーが見事に再現されています。子どもたちも先ほど見ていましたが、ライトがついているのが大人気だったのかなと思います。
作品No.15
マシンタイトル
トライダガーFM-A
制作者
渡辺 錦
制作者コメント
(お子さん恥ずかしがるためパパが代弁)パパが寝ずに頑張ってFM-Aに乗せるために穴あけしました。
根津学長からの講評
めちゃめちゃきれいですね。マットな仕上がりで黒赤ということもあり、カッコいいですね。パーツのチョイスもよくて、ちょっとワルな感じでカッコいい一台に仕上がっていると思います!
作品No.16
マシンタイトル
街道レーサー
制作者
浜チャンレーシング
制作者コメント
ふだんこれで走らせていたが、作っている内に走らせるのがもったいなくなった。車高が着いてるくらいで作ろうと思い、いっそ振り切って街道レーサー風にしようと思った。引っ張りタイヤに、今日は気合いを入れて実車に塗るほんとのタイヤワックスを塗ってきました。
根津学長からの講評
車高は低くプライドは高くは名言ですね。ラメの塗装って難しいと思うんですが、きれいにフロントをメインにして、後ろに行くに従って薄くしてるというところで、よりラメが引き立っている感じがしてすごくいいですね。引っ張りタイヤも実車のワックスを塗ってるというのは言われるまで分からなかったんですが、たしかにツヤッツヤですね。素敵な1台です。
作品No.17
マシンタイトル
ライキリ ピンクスペシャル
制作者
一原かずま
制作者コメント
コンセプトは「どこに出しても恥ずかしくないピンク色のマシン」。昔はピンク色は女の子の色でしたが、最近は戦隊ヒーローや仮面ライダーに普通にピンクが出てくる時代になって、そういうのを目指してみたいと思ったときに、このライキリのピンクスペシャルが合うんじゃないかと思って作ってみました。
根津学長からの講評
ほんとピンクがきれいですね。ちょっとグラデーションにもなっていて。ポリカボディ楽しいとおっしゃってましたが、難しさもあるじゃないですか。計算しないと上手くいかないような部分もあるんですけど、すごくきれいですね。最近男の子がピンクも全然ありだと思うので、そういうダイバーシティを表現した1台ということで、ありがとうございました。
作品No.18
マシンタイトル
スーパーアゼンテJrアドバンス
制作者
ニシカワ
制作者コメント
見てください。
根津学長からの講評
時間外だったため、講評なし
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました!!
三条ものづくり学校エントランスでは『箱絵展覧会』を開催。タミヤさまご協力のもと、126枚の箱絵を展示しました!
来館者の皆さんに「カッコいい!」と思うマシンに投票してもらう「パッケージアート選手権」や、X連動企画「推しの1台教えてください!」を実施。皆さんからたくさんの投票やエピソードをお寄せいただきました。
パッケージアート選手権 投票結果
第1位・・・ビークスパイダー
第2位・・・ネオトライダガーZMC
同票第3位・・・ホーネットjr
同票第3位・・・ダッシュ1号エンペラー
推しの1台教えてください! エピソード紹介
【お題】に沿ったマシンとエピソードを募集しました。
①思い出車…「大会で優勝した」「クラッシュして大破」など(良くも悪くも)忘れられない『思い出』のある一台
②初車…初めて買った(買ってもらった)一台
③実車…1/1実車になった姿を見てみたい一台
④ラストワン車…今後一生、この一台しか持てないとなったら選ぶマシン
数あるミニ四駆の中で、名前が多く上がったマシンについてのコメント・エピソードをご紹介します!
■ライキリ
③実車にするなら・・・実車ならば、ライキリです。何よりカッコいいですし、ボディサイズやパワーユニットの形式はどうなるか?など、色々とスペックを妄想しちゃいますが、駆動方式はやっぱり4WDでないとかなぁ?(Blue@RLさん)
④ラストワン車・・・忖度なしに「ライキリ」です。ボディデザインはもとより、特にいろんな色のクリヤーボディがあるので、GTアドバンスやコンデレ参戦のベースとして、まだまだ楽しめそうです。(NERO-Pさん)
■アストラルスター
③実車にするなら・・・実車だったら断然「アストラルスター」!20数年ぶりにミニ四駆を作りたくなって模型屋さんに行った時、カッコ良さに迷わず選びました!ライトウェイトスポーツっぽくて、趣味で乗るなら断然この車だと思いました!(Techさん)
■シャイニングスコーピオン
①思い出車…当時、スーパーファミコンソフトでシャイニングスコーピオンのボディ付きでソフトが出たから欲しかったけど、親に買ってもらえずに泣く泣く諦めた思い出があります。今でも一番好きなミニ四駆です。(ふわふわランドさん)
①思い出車…子どもの頃ミニ四駆をあまりやっておらず、シャイニングスコーピオンの記憶しかない。これから始めるか!?魔改造?(氏田さん)
■ダッシュ1号・エンペラー
①思い出車②初車③実車にするなら・・・どれもダッシュ1号・皇帝(エンペラー)。ちょうどコロコロで流行っていた頃、当時小学校低学年くらい。ああいう大会がよくわからずエンペラー欲しさにとりあえず電車を乗り継ぎ会場に行きなんか並んだ。もちろん会場にも物販にも入れなかった。(猫の東丈@猫飼いさん)
③実車にするなら・・・ミニ四駆ブームの火付け役。もちろんスパイクタイヤで。(2NEK-METAL(AK)さん)
たくさんのご投票と、あふれるミニ四駆愛をありがとうございました!
日程|2024年11月10日(日) 9:00〜17:00
会場|三条ものづくり学校 多目的ホール ほか(三条市桜木町12-38)
入場料|無料 ※コンテンツにより参加費がかかるものがあります
主催|三条ものづくり学校
協力|有限会社znug design/pdc_designworks/JUN WATANABE/株式会社タミヤ
後援|三条市