
株式会社 新橋屋製作所
燕三条地域の製造業者・クリエーター・デザイナーを中心に、県内外で活躍する三条ものづくり学校と関わりのある「ものづくり」のプロフェッショナルたちをご紹介します。
\\ほがらか現場おやじ//
株式会社 新橋屋製作所
■基本情報
業種|金属製品加工製造
所在地|三条市
事業PR|創業から100年以上、金属加工の町燕三条でストーブガードからキッチン雑貨、機械部品に至るまで様々な線材製品を作ってまいりました。私たちは長年培った技術と経験でこれからも皆様のほしいをカタチにしていきます。
==HP・SNS==
公式サイトhttps://www.shinbashi-ya.com
Q1 普段はどんなお仕事をされていますか?
現場への指揮、生産管理、製造、配達、営業、開発などのおおよそ全てを担当しています。主な流れとしては、作業現場での社員への指揮や、注文書が来た際の入力、また納期をもとにどの手順で作業を進めていくかの生産管理をします。小さい工場ですので自分ももちろん現場に入って仕事をしています。出来上がった品物を次の工程がある工場まで配達することもあります。また、取引先の方に新しい仕事はないか営業したり、工業会等の会合で出会う方々に会社を知ってもらうためにアピールしたりしています。Instagramも行っており、リール動画やストーリー、投稿などで作業内容の紹介もしています。
Q2 仕事における“こだわり”はズバリ
何事も真摯な対応を心がけることです。人と人は当然ですが、会社と会社も信頼関係で成り立っています。丁寧な対応が次の仕事、人を連れてくるものだと考えています。痒い所に届く細やかな対応が会社の未来に必要な要素の1つのキーワードだと思います。加えて弊社は線材加工、特に曲げ加工を得意としている会社でありますが、真摯な対応だけでなく、技術の面でも「線材加工なら新橋屋」と他から頼りにされるような会社になりたいと思い常にプライドを持ち技術を磨いております。
Q3 今、一番力を入れていることは?
ずばり今回の蚤の市です!弊社はいわゆる下請け企業ですので、現在自社で販売している製品はありません。普段の仕事には誇りを持って取り組んでいますが、自分たちが携わっている品物をお客様が使っている姿を見られないのが現状です。蚤の市では初めて自分で1から作った品物をお客様に販売できる機会ですので、出店を決めた日からワクワクと不安の入り混じる日々を過ごしながら頑張ってきました。ぜひ手に取っていただけたら嬉しいです。また、その他に新しい事業の考案にも力を入れています。IT化や少子高齢化などが進む中で今後自分たちはどのようにして会社を大きくしていきたいか、常々考えています。
Q4 今はやっていないけれど、興味のあることは何?
自社製品の開発!とは別に、もう1つは私の夢なのですが、いつかボルダリングのジムを作ることです。私が若い頃に仕事終わりにボルダリングジムに行っていたことがあり楽しかったことと、まだ三条にそういった施設があまりないので自分で作りたいと思ったからです。私は子どもが2人いるのですが、雨の日は公園に行けず遊び場に困っているのでボルダリングなら天気に関係なく子どもも大人ものびのび体を動かせるからいいなと思ったのも理由の1つです。その際はカフェスペースも併設して、管理栄養士で料理が得意な妻にカフェの営業もお願いしようかな、、などいろいろ構想を練っています(笑)
Q5 これからチャレンジしてみたいと思うことは?
同じようなことを何回も書いてて申し訳ないですが、、弊社の長年の夢である自社ブランドの立ち上げです。やはり自分たちが考えて直接作っている品物をお客様が知り、使ってくれることは製造業に関わるものとして最大の喜びだと思います。新橋屋の屋号を普段支えてくれている社員や関係者の方々のためにも必ずや実現させ、発展させていきたいと考えています。今回の蚤の市でコラボしたkujira flowerさんは、実は私の姉です。このコラボは、「どこかで一緒に仕事ができたらいいね」が実になった一つの形です。ここから一つおもしろいブランドが作れたらなと企んでいます。
三条ものづくり学校は、工場やクリエイターをはじめ様々なジャンルのものづくりをする人たちを応援しています!