衣屋 by UTOPIA
燕三条地域の製造業者・クリエーター・デザイナーを中心に、県内外で活躍する三条ものづくり学校と関わりのある「ものづくり」のプロフェッショナルたちをご紹介します。
\\詩的な衣服を繕う人//
衣屋 by UTOPIA
■基本情報
業種|製造
所在地|新潟市
事業PR|新潟市内にアトリエ兼お店を構え、亀田縞・五泉ニット・小千谷縮・三条ニット・片貝木綿などの県内の素材を中心に伝統や産業などと手を組み、素材から企画し、小物から衣服まで制作。また、ファッションショーやインスタレーション等開催し表現活動にも注力しています。
==HP・SNS==
公式サイトhttps://utopia-koromo.jp/
Q1 普段はどんなお仕事をされていますか?
「 衣 」にまつわるものづくりをしています。企画・物語執筆・デザイン・型紙・裁断・縫製・検品・販売・コミュニケーションまで、手塩にかけて美味しい野菜を作るように土おこしから収穫まで 0 から 100 手をかけて衣服を制作します。つくられた服は工房兼お店の衣屋に並べるだけではなく、県内外のイベントや百貨店でも販売しています。また、新作の衣服は自主開催でファッションショーで発表、衣服の可能性をひとつの舞台として表現もしています。
Q2 仕事における“こだわり”はズバリ
「 つくる人・つたえる人・まとう人が皆嬉しい気持ちになる循環を創る 」を目指しています。
「まとう人」はお客様。
つくられた衣服がお客様にとって嬉しいや高揚する気持ち、勇気や自信になって広がっていくことを目指します。
「つくる人」となる工場や職人・作家。
尊敬と感謝を伝え続けること。力を合わせて一緒にお客様を喜ばせようとフラットな関係でものづくりすることを目指します。
「つたえる人」は私達。
このブランドに関わる人みんなが笑顔になれるように心がけることはもちろん、つくる衣服が消費物としてではなく、ずっと大事にしたい宝物のような衣服をつくることを目指しています。
Q3 今、一番力を入れていることは?
あえて遠回りすること。
効率良く稼ぐに注力することや無駄なことしない等とにかく近道を探究していく世の中なので、より道したり、アイディアを寝かせたり、効率悪くてもやり切る等素直な気持ちになって経営していくことに力を入れています。おかげで毎日がとても楽しいです。そして、その楽しさはお客様や関わる人にも伝わり、良い循環が生まれています。
Q4 今はやっていないけれど、興味のあることは何?
お祭り。
私たちに関わるすべての人が集える場をつくってみたいという興味があります。つくる人・つたえる人・まとう人の輪が広がれば広がる程に多様な人が存在して日本から世界にもつながっていくと考えると楽しそうだなぁと感じています。
Q5 これからチャレンジしてみたいと思うことは?
変わらずに新しいものづくりをし続けていくことです。ブランドでパリ進出を目指しているので、その目標が叶うための小さな目標をクリアしていけたらとおもっています。
三条ものづくり学校は、工場やクリエイターをはじめ様々なジャンルのものづくりをする人たちを応援しています!