三条ものづくりnews

2018/08/05 (日)

【採用情報】場づくりから地場産業のプロデュースまで、幅広く一緒に動かす運営スタッフを大募集!

新潟県の三条ものづくり学校で、場づくりから地場産業のプロデュースまで、幅広く一緒に動かす運営スタッフを大募集。

募集する運営スタッフは「プレイングマネージャー」です。業務内容のメインは、三条ものづくり学校に入居されているものづくり事業者やクリエイターの皆さんが快適に過ごせるような環境を整えること。三条ものづくり学校のある、世界的な金属加工の集積地である燕三条地域と密接に関わりながら、ものづくり文化が活きる“コト”を考えて形にする。「三条ものづくり学校」の運営に関する実務全般を担う、プレイングマネージャーという立場です。

この記事の内容をさらっと!
・三条ものづくり学校ってなに…?
・世界的なものづくりの街、燕三条。
・これからこの街に必要なこと。三条ものづくり学校のミッション
・メーカー、店舗営業を経て辿り着いたこの仕事。事務局長・斎藤広幸インタビュー
・一緒に“燕三条で働く”価値づくりをする。
・こんな人が向いてます!
・三条ものづくり学校 空室情報(入居者募集!)

 

人と人、地域とものづくり事業者をつなぎ『コト=文化』を作るのが、三条ものづくり学校

三条ものづくり学校の事業内容は、ものづくり事業者やクリエイターへのオフィス提供・創業支援・ものづくり体験と交流の場の提供・スペースレンタル・地域コミュニティとの連携など。館内にはレストランやギャラリーなど一般の方が楽しめるスペースも用意されています。

姉妹校のIID世田谷ものづくり学校(※1)の運営で培った、人と人、地域とものづくり事業者をつなぎ『コト=文化』を作るノウハウを活かして2015年4月に誕生しました。
※1 IID世田谷ものづくり学校 参考:https://setagaya-school.net

誰もが慣れ親しんだ教室、地域の中心にある広大なスペース、学校ならではの自由で夢の広がる空間だからこそ、「ものづくり」を通して、大人も子供もワクワクできるコミュニティが生まれます。「はたらく」「まなぶ」「あそぶ」が連動して形になるのが、三条ものづくり学校です。

 

ものづくりの歴史や伝統が文化となり根付く、世界的な金物の街、燕三条。

一歩国道から足を踏み入れると、街は昔ながらの工場で溢れ、古くからものづくりの文化によって栄えてきました。天候によりこの地域の川が氾濫しやすいことから、新潟ならではの米づくりがままならず、江戸時代に農民の副業として和釘製造を奨励したのが三条鍛冶の始まりです。そしてその流れは脈々と受け継がれ、今でも多くの職人がこの地でその歴史・伝統・文化を継ぎ、新たな可能性を追い求めています。

 

クリエイティブ×燕三条の技術で、橋を架けていく。

三条ものづくり学校は、優れた燕三条の地場技術や職人技に、デザインやアイデアを加え、燕三条のものづくり事業の発展に寄与する拠点となることを目指しています。そのためには、地域のものづくりの情報の集約と発信を行い、クリエイターとものづくり事業者をマッチングさせることが必要です。

またそのほかに大切なことは、広めるだけでなく、ものづくりを文化として守っていくこと。
その為には、燕三条のブランド力を底上げしこの地で働く価値を高め、文化や技術を継いでいく職人さんを増やしていく必要があります。最終的には燕三条のものづくりが全国からより注目されるようにすることが三条ものづくり学校のミッションです。

 

三条ものづくり学校の事務局長、斎藤広幸にインタビュー。

─── 斎藤さんの自己紹介をお願いします。そして、いつ頃からものづくりに興味を持ちましたか?

僕は新潟県出身の33歳。高校生の時にプロダクトデザインに興味を持ちました。それで、東北芸術工科大学への進学を選びました。

─── その後はメーカーへの就職を選んだんですよね。

大学在学中にものが溢れている世の中だからこそ「ものが作り出される意味」が必要だと感じたんです。大学院への進学も検討したんですが、アートではなくデザインをするなら、早く社会に出ないと、とも思いました。
卒業後は、新潟に工場のある東京のメーカーに就職。東京で家庭用品の設計とデザインマーケティングに携わりました。

─── どうして、新潟に戻ることになったのですか?

転勤して燕三条の地で仕事をしていくことになりました。そこで、もう一度「ものが作り出される意味」を考えた時に、地域の人が納得するものづくりをしていきたいと思ったんです。

─── その後は長野の家具屋さんに?

はい。作ったものが使う人のところに届く消費者と近い部分を経験したくて、江戸後期から続く長野市の家具屋さんで、善光寺の御開帳に合わせ1年の期間限定で番頭をやらせていただくことに。オーナーが生木を買ってきてそこから家具にするんです。「良いものを長く大切に使ってもらう」というこだわりが消費者に届いて、使う人の声を聞く部分までができる、ものづくりの精神に間近で触れながら過ごす刺激的な1年間でした。

─── そして、いよいよ三条ものづくり学校に参入ですね!

長野での任期を終え、燕三条に戻ってきてフラフラしてたタイミングで、以前から面識のあった株式会社ものづくり学校の代表の高山から声がかかりました(笑)。そして「三条ものづくり学校」の事務局長として入社。もうすぐ3年が経ちます。

─── 三条ものづくり学校ってどんな場所ですか?

もともとが学校なので、結構広いんですよ。クリエイターや企業がオフィスとして入居する元教室の部屋が20室近くあります。その他にもコワーキングや展示用スペースとして利用できる部屋もあります。あとは、飲食店も入っています!ここが結構人気で、ランチタイムは賑わっています。インキュベーション施設の様な役割も担えると思いますので、入居されている方々と一緒に創り上げていく感覚がある熱い場所です。

─── 三条ものづくり学校には初期から関わってますよね。今回の募集は、斎藤さんに近い立場の仕事内容になると思うのですが、現在の仕事内容を具体的に教えてください。

今の僕の仕事は大きく分けて4つです。

1つ目はものづくり学校に入居されている方々にとって良い仕事環境を提供すること。ものづくり学校に入居されている方々は「ものづくり事業者」といっても、クリエイターからデザイナーまで職種は様々。定期的に館内を周り、密にコミュニケーションを取ることで、入居者さん同士を繋げることができ、新しい仕事が生まれることもあります。

入居者さん同士が繋がり、新しい仕事が生まれることがある場所のため、入居者さん同士の交流を図るのも、大事な仕事のひとつかもしれません。そんな意味ではコミュニティ運営の側面もあります。

2つ目は、燕三条のものづくり企業への訪問です。こちらからの相談をすることもあれば、何がしたいか・どんなことに困っているのかを聞くことができるので、三条ものづくり学校の役目である情報の集約という意味でインプットをし、そこから新しい提案をしたり他のものづくり企業を紹介することもあります。移植ゴテやゴミ拾いトングをつくっている永塚製作所さんと一緒に、ミラーボールのワークショップを企画したり、メーカーさんと一緒にコーヒーポットを製造する取り組みもあったりします。新しいものを生み出していける楽しさは、メーカーでなくてもできるなと思っています。

─── 館内でのワークショップや大きなイベントもやっていますよね?

そうです、そうです。イベントの企画・運営が3つ目です。
ものづくりに関するイベントのディレクションを行います。大きいイベントでは、1周年企画として実施して今や定着した「工場蚤の市(※2)」や、地域のオープンファクトリーイベント「燕三条 工場の祭典(※3)」との連動企画などもあります。今年4月に開催した工場蚤の市2018は、来場者が約8,000人・出店が100店舗と大規模なので、大変なことも多いですがイベントが成功するとやっぱり嬉しいです。
※2 工場蚤の市 参考:http://sanjo-school.net/?p=9651
※3 燕三条 工場の祭典 参考:https://kouba-fes.jp/about-2018/

最後に、4つ目。施設を円滑に運営するために、建物の維持管理や予算管理、行政や地域の関係団体との調整をすることも仕事のひとつです。三条ものづくり学校は三条市から委託されている事業なので、定期的にイベントや施設利用状況などの実績も行政に報告しています。

─── どんな時に、仕事が楽しいと感じますか?

一番はものづくり事業者さんから頼ってもらえるときです。ここ(三条ものづくり学校)に情報が集まってきているんだと感じることがやりがいです。人と人が繋がり、何かが生まれるのって面白いんですよ。三条ものづくり学校がその起点になれるのは嬉しいです。地域内の色んな事業者さんが、三条ものづくり学校に持ってきてくれる相談は、たいてい少し変わった案件なんです。「こういう話があるんですよ」「面白そう、やろうよ」でどんどん出来ることが広がり、最近では、やっと三条ものづくり学校の知名度も上がってきて、実現出来ることも増えてきた実感があります。

─── 今回の求人で、どのような方に応募してほしいですか?

ものづくりに興味があり、人と話すのが好きな人でしょうか。今までにものづくりをしていた経験は問いません。あとは、人と関わり、地域と関わり、自分らしくてやりがいのある仕事をしたい人は絶対に向いていると思います。ステークホルダーが多いので、利害調整など含めて人と接する機会が多い仕事です。そこが楽しさでもあり、大変さでもあります。指定管理でありながらも、三条ものづくり学校という施設を通して、地域と密接に関わりたいと思っている人にとっては、楽しいお仕事です!

─── 最後に、メッセージをお願いします。

行政とのやりとりや施設管理などの経験の有無は問いません。ものづくりに興味のある方と、5,000ものものづくり事業者が居ると言われているこの街で新しく何が出来るのかを考えていきたいと思っています。この地域で働く魅力や価値をこの場所を中心に作っていきたいんです。一緒に三条ものづくり学校…いや、燕三条のものづくりを盛り上げていきましょう。ぜひご応募お待ちしています!!

こんな人が向いています
・事務的な内容を円滑に進められるビジネスコミュニケーション能力がある
・地域と密接に関わり、自分でも企画をしたい
・人と話すのが好き
・ものづくり事業、不動産事業の経験は求めません(バックアップあり)

求人情報
[役職名]プレイングマネージャー
[業務内容]三条ものづくり学校運営に関する実務全般を担うプレイングマネージャー。建物賃貸借管理(募集、契約、入居者対応含む)、建物維持管理、総務、経理、予算管理、行政・関係団体との対応、展示・講座・イベントの企画運営業務、外注管理
[応募条件]社会人経験10年以上、管理職経験をお持ちの方、上記業務内容の実務経験があれば尚良し。もしくはUターン、Iターン希望で長期間勤務可能な方、PCスキルはoffice全般使用可能な方
[入社時期]平成30年8月下旬
[雇用形態]正社員(試用期間3ヵ月)
[給与]230,000円~280,000円(能力・経験考慮)
[賞与]年2回
[勤務場所]三条ものづくり学校(新潟県三条市桜木町12番38号)
[勤務時間]8:30~17:30 ※シフト勤務により、左記の時間変動あり
[休日]週休2日(シフト制)、年末年始(12/29〜1/3)
[加入保険]雇用、労災、健康、厚生
[交通費]実費支給(但し月額10,000円迄)、車通勤可
[引越し費用]補助


[応募方法]
履歴書(写真貼付)、職務経歴書(書式自由)を郵送で下記宛先にお送りください。※履歴書には、E-mailアドレスをご明記ください。

〒955-0844
新潟県三条市桜木町12-38
三条ものづくり学校 104号室 事務局 宛

書類選考の上、面談に進まれる方のみ連絡いたします。応募書類の返却はいたしませんので予めご了承ください。


三条ものづくり学校の空室情報
三条ものづくり学校では現在、入居者を募集しています。オフィスはもちろんのこと、工房やショールーム・店舗など、様々な使い方でご利用いただけます。新潟県内で活動しているクリエイターや企業のみならず、UIターンをお考えの方も是非ご検討ください。

・約66㎡ 月額58,000円(別途光熱費)
・約33㎡ 月額29,000円(別途光熱費)
・約16㎡ 月額14,500円(別途光熱費)
・コワーキングスペース/1席+1ロッカー 月額5,800円

ご興味のある方は、三条ものづくり学校事務局までお問い合わせください。
新潟県三条市桜木町12-38 三条ものづくり学校104号室 <月曜休み 9:00〜17:00>
TEL:0256-34-6700 / MAIL:sanjo@r-school.net