2025年11月30日（日）に「燕三条ミニ四駆大学 OPEN CAMPUS 2025」を開催しました。燕三条ミニ四駆大学10周年をみんなで祝おうと、タミヤからミニ四ドクター氏とMCガッツ氏を迎え、盛大に行うことができました。根津学長との共演も実現し、ミニ四駆のお祭りにふさわしい多彩なプログラムが詰め込まれた、にぎやかな一日となりました。

『物販ブース』では、地元工具メーカーや今年初出店のタミヤ公式ブースなどが並びました。タミヤ公式グッズの販売もあり、開場直後から行列ができていました。工具メーカーのブースでは、実際に製品を試しながらメーカーの方々とお客様が直接会話する姿も見られました。鱈田屋のパンは今年も人気で、完売するほど。三条市民おなじみの味に、「懐かしい」という声や、「初めて食べたけれどおいしい！」という市外の方の声も聞かれました。

組み立てワークショップ『Rクラス』では、参加者がスプレーやカラーペンを使って思い思いにマシンを塗装し、世界に一台だけのミニ四駆づくりに夢中になっていました。『Wクラス』では、完成したマシンを手に、我慢しきれないといった様子でコースへと駆け出していく子どもたちの姿を見ることができました。オリジナルジオラマコースの動く仕掛けに、驚きの歓声と明るい笑い声があがっていました。

『コンデレ展覧会』は今年も手の込んだマシンが勢ぞろいし、来場者を惹きつけていました。製作者ご本人から作品を語っていただく「作品紹介」の時間では、紹介された作品の一つひとつにゲストからコメントをいただき、製作者にとって特別な時間だったようで、嬉しそうな、でも少し照れたような表情がとても印象的でした。

10周年を記念した『スペシャルトークセッション』では、ミニ四ドクター氏・MCガッツ氏・根津学長による貴重な鼎談が実現しました。この顔ぶれが揃うまたとない機会に、会場全体が引き込まれるようにして、プロフェッショナルな3人ならではの軽快なトークに耳を傾けていました。

『学長杯』では、オープンクラス・ジュニアクラスあわせて総勢98名のレーサーが熱い走りを見せました。準々決勝からはミニ四ドクター氏の車検とMCガッツ氏による実況で、会場の盛り上がりは最高潮に！コースアウトや逆転のたびに大きな歓声が上がり、レーサー・観客・スタッフまで、会場にいたすべての人が一体となってレースを楽しんでいました。

ミニ四駆を通して人と人とがつながり、参加者やゲストの皆さまと共にこのかけがえのないひとときを分かち合えたことは、10年間の活動がもたらした最高の財産であり、これからの10年を進んでゆく何よりの原動力となりました。

これまで燕三条ミニ四駆大学に関わってくださったすべての方へ、心からの感謝を込めて。
そして当日、会場へ足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました！
また来年も皆さまとお会いできることを、スタッフ一同楽しみにしています！

 
＜当日の写真＞

 
Photos by 齋藤優輝・事務局スタッフ