燕三条地域の製造業者・クリエーター・デザイナーを中心に、県内外で活躍する三条ものづくり学校と関わりのある「ものづくり」のプロフェッショナルたちをご紹介します。

 

 

Q1 普段はどんなお仕事をされていますか？

お客様から依頼のあった鉄やステンレスに黒染めを施し、防錆処理や反射防止、また製品としての美観の向上のお手伝いをしています。
1ミクロンという膜厚の薄さから、機械部品や精密部品、工具などへのご依頼に加え、近年では反射防止の為の医療器具や美容器具、また美観の向上の為にテーブルウエアや調理器具、雑貨やインテリア用品などへの需要も増えています。
また、その技術を活かした自社ブランド製品96【KURO】の製造や販売、ＰＲなどを行い、まだあまり認知されていない黒染め技術を生活に取り入れていただくべく活動をしています。

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Q2 仕事における“こだわり”はズバリ

お客様に対して丁寧に向き合うこと。お客様の発展に貢献する為、技術を磨き、提供をすること。
黒染めにはマニュアルがなく、染めるものによって処理時間や温度が変わってきます。
一つひとつの製品をよく見て、一番良い仕上がりになるよう、丁寧な仕事を心がけています。
また、製造業には珍しく、明るく元気な職場を目指し、挨拶やお客様への対応も、気持ちのよいものをと、社員全員が意識をして取り組んでいます。

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Q3 今、一番力を入れていることは？

鉄黒染め技術を応用させて開発をしたステンレス黒染め技術。その技術を更に磨くことと、可能性をもっと広げること。多くのお客様にこの技術を届け、黒染め技術でお客様に貢献したいと思っています。また、自社ブランド製品の開発、ＰＲにも力を入れています。

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Q4 今はやっていないけれど、興味のあることは何？

燕三条地域のモノづくり技術が全て詰まった一つの製品を作り、それに黒染めとして携わりたい。
また、製造風景を見ていただけるオープンファクトリースペースや、自社製品を使ってお食事をしていただけるカフェ、販売スペースなどを設けた場所を作りたいです。

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Q5 これからチャレンジしてみたいと思うことは？

今現在黒染めが可能な金属は「鉄」と「ステンレス」のみなので、色々な金属に黒染めが出来るよう、研究や実験を繰り返し、可能にしたい。また、あらゆるお客様の要望に応えられる「黒」が可能になるよう、バリエーションを増やしたい。

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三条ものづくり学校は、工場やクリエイターをはじめ様々なジャンルのものづくりをする人たちを応援しています！

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2020.9.18 UP
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