三条ものづくり学校がある新潟県三条市は、お隣の燕市と並んで古くから刃物や洋食器といった金属加工製品のものづくりで栄えた地域です。
どんな注文も断らずにたくさんの製品を製造してきたことで様々な技術を身につけることになった工場から、会社の売り上げを支えるひとつの製品を半世紀以上も製造し続けている工場まで、「生きるために続けて」きたともいう、燕三条地域のものづくりのお話をお届けします。
2023.01.17 UP
鋳造と向き合い続けるひたむきさ。 金属工学をベースに試行錯誤を繰り返して
株式会社三条特殊鋳工所

その軽さとデザイン性の高さから調理人や料理好きを中心に高い評価を得ている。通常、鋳造ホーロー鍋の薄さは..続きを読む

2022.11.15 UP
OEMと自社商品開発の両輪。町工場の生き残る道
米山工業株式会社

燕三条。ここには大手メーカーからの仕事を請け負う町工場がいくつも存在する。今回訪れた米山工業株式会社(以下、米山工業)もそのひとつ。昭和50年代..続きを読む

2022.10.12 UP
想いとともに引き継がれるものづくりを。新しい価値を伝える、プライヤメーカーの挑戦
株式会社IPS PLIERS

「プライヤ」という工具を知っているだろうか。昔は車載工具としてどの車にも必ず積まれていた。今でも自動車..続きを読む

2022.09.14 UP
彫金を次の世代に渡せるか。葛藤しながら歩んできた20年
大岩彫金

ものづくりの街として名高い新潟県燕三条エリアは、燕市と三条市の二つの自治体からなる。今回訪ねたのは燕市。スプーンやフォークなどの洋食器の産地として..続きを読む

2022.08.16 UP
滑らかで美しく、狂いの少ない木材加工。 同業からも一目置かれる高い品質
有限会社倉茂木工所

同業の木工会社がそう口を揃える企業が、新潟県三条市にある。椅子やテーブル、ソファなどの脚物*と..続きを読む

2022.07.15 UP
難溶接材“マグネシウム”の溶接技術開発に挑んだ 町工場の軌跡
株式会社アークリバー

実用金属のなかで最も軽く、衝撃吸収性が高いマグネシウム。その利点を活かし、ノートパソコンや携帯電話、一眼レフカメラなどに使われている素材だ。..続きを読む

2022.06.15 UP
手仕事の価値を残すために 火造りのうちやま
火造りのうちやま

資本主義社会では、効率化や省力化など、無駄を省くような動きが必然的に多くなっていく。ペーパーレスだったり、業務のマニュアル化だったりと、日本の..続きを読む

2022.05.14 UP
燕三条の高水準な「当たり前」を再認識させられた技術力
三条工具株式会社

「ものづくりのまち」と呼ばれる新潟県・燕三条。ここでは、さまざまなものづくりの技術が、長いものでは百年以上の時をかけコツコツと積み重ねられてきた。..続きを読む

2022.04.15 UP
マイナスからの再出発。不利な状況から顧客を開拓した不屈の鉄屋
株式会社ナカジョウ

中小企業が大多数を占める、ものづくりのまち・燕三条。今回伺った三条市の株式会社ナカジョウ(以下、ナカジョウ)は一度会社を失い、再スタートを切った鋼材..続きを読む

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